不動産の売却に大切なこと
売主様は少しでも高く、良い条件で売りたい。これは、当然のことです。その為に当社は尽力いたします。しかし、不動産は相場形成されています。買主様も比較検討のうえ条件交渉などをするのが一般的です。その為、極端な乖離のある価格では売れ残ってしまいます。
そうならない為に、価格や条件以外に、まず、下記のことをご了承いただきたく思います。
①売主様の売却の背景をしっかりと私どもにお伝えください。
②売却には売主様の協力が必要です。販売活動は仲介会社がしますが、売主様も一緒になって良い条件で売るためのお力添えをしてください。
③売却期間中は、密な連絡をとらせてください。お任せいただく期間で結果に結びつけるよう毎日売主様の物件の為に活動します。煩わしいかと思いますが、密な報告、連絡があることをご理解ください。
不動産売却の流れ
① 売却の相談・査定依頼
ご売却不動産のことをいろいろと教えてください。
ご売却理由や売却されたい時期、ローンの有無や不動産の特徴などしっかりとお聞かせください。
机上査定で相場を現在の査定価格をご提案することも可能ですが、良ければ、建物を拝見させていただき、しっかりとご提案させていただきたいです。
その上でじっくりとご売却をご検討ください。
② 媒介契約の締結
売却の正式なご依頼の手続きです。
媒介契約書は下記の3 種類あり、お客様と不動産会社との取り決め事項が異なります。
| 複数の不動産会社 へ重ねて依頼 | お客様自ら発見 した相手との取引 | 指定流通機構への 登録義務 | 業務処理状況の 報告義務 | |
|---|---|---|---|---|
| 専属専任媒介契約 | × | × | 5 営業日以内 | 1 週間に 1 回以上 |
| 専任媒介契約 | × | ○ | 7 営業日以内 | 2 週間に 1 回以上 |
| 一般媒介契約 | ○ | ○ | なし | なし |
| ポイント | 専任媒介の場合、依 頼した不動産会社以 外に重ねて依頼でき ません。 | 専属専任媒介の場合、 お客様が自ら探され た相手方であっても 直接取引できません。 | 専任媒介の場合、不 動産会社は、指定流 通機構レインズへの登 録義務があります。 | 上記の頻度で、メー ルまたは、文書等で 売主様に報告する義 務があります。 |
③ 売却活動・購入希望者の内見
インターネット情報サービス
「at home」、「suumo」、「楽待」、「健美家」etc.
新聞折込広告・ポスティング広告
新聞折込やリビング等への折込、また新聞を取られていない世帯へ向けてポスティングをおこない、告知・集客をはかります。
※ご近所の方に売りに出していることを知られたくないなどのお考えの場合、知られずに販売することも可能です。担当者にご相談ください。
④ 不動産売買契約の締結
- 購入希望者から「購入申込書」を受領し、価格や引渡し時期などの条件がまとまったら、いよいよ契約です。
- ご契約の際には、買主様から手付金（物件価格の一部）を受領していただきます。手付金額は物件価格の5％~10％が相場です。
※手付金が少ない契約は売主様にリスクとなります。 - ご契約お手続きは、一般的には売主様、買主様の双方立ち会いのうえ、不動産会社にておこないますが、ご都合が合わない場合などもありますので、別々でお手続きすることもございます。
⑤ お引き渡しの準備・お引っ越し等
ご契約書で定めた期日までに物件を引き渡せる準備をお願いします。
居住物件などでお引っ越しをされる際には、下記のライフラインの停止、解約お手続きをわすれずに！
【お手続きが必要な項目 】
①電気 ②ガス ③水道 ④電話回線 ⑤火災保険等 ⑥郵便転送届け etc.
⑥ 残代金の受領と物件の引渡し（ご決済）
いよいよ最後のお手続きです。ご決済の場所は、買主様が住宅ローンを利用する場合は、指定の金融機関にて決済をおこないます。売主様、買主様、登記をする司法書士および不動産会社があつまり、お引き渡しのお手続きとなりますので、原則立ち会いが必要となります。前もって日程調整を不動産会社がおこないますのでご安心ください。また、決済時に必要なものも事前にご案内いたします。
