マンションの建て替え同意緩和へ

現行法では、老朽化した分場マンションの建て替えには所有者の「5分の4」の同意、
取壊しには、「所有者全員」の同意が必要である。

マンションの老朽化が進む中、所有者の合意形成が進まず、管理不全に陥るマンション
が出てくることを懸念し、区分所有法の改正案に向けての動きがある。

要綱案では、建て替えや取壊しに必要な同意を「5分の4」以上とし、耐震性や耐久性に
問題がある場合、「4分の3」以上の同意で可能とする方向だ。

広島市内には、築50年経過した分譲マンションもあり、旧耐震基準の建物で耐震性、
耐久性に不安がある物件もあるため、円滑な建て替えに向けた法改正も必要である。
                   (2023年11月12日 読売新聞より抜粋)

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