2024年4月1日より分譲の一戸建住宅およびマンションの省エネの表示制度が始まります。
建物の消費エネルギーを国の基準よりどの程度減らせれるかをラベルで表示出来るように
なり、消費者にとって物件の資産価値や住みやすさを判断しやすくなります。
一方で、省エネ性能の向上は、当然に販売価格の上昇になるため、消費者の購入意欲低下
にも繋がってしまいます。
土地・建物ともに価格高騰している現状において、更なる価格高騰がマイホーム取得を見
送る人を増加させてしまわないよう税制優遇などの継続的な行政サポートが求められます。
(2024年3月23日掲載 中国新聞)
省エネ性能の表示制度